惊悉严东生先生不幸去世，我万分悲痛。
我初次与严东生先生相见是1982年7月17日。身为副院长的先生带领中国科学院的研究人员专程来仙台考察访问我的研究组（东北大学金属材料研究所特殊耐热材料学研究部门），对此我感到非常地惊奇和荣幸。我与中国学者的交流也正是从这一天开始。
紧接着，1983年在日本箱根召开的陶瓷领域的国际会议上，我与先生重逢，并首次聆听了先生的报告。先生作为中国科学院副院长、中国科技界的领头人，不仅肩负着推进和领导中国科技发展的要务，还亲自主持了当时国际上刚刚兴起的先进陶瓷粉体烧结的研究并介绍了最新进展。在聆听了先生的讲演后，先生作为一位科学家敬业严谨的治学态度，我一直铭记于心。
1988年我第一次访问北京时拜会了先生，先生在著名的北京烤鸭店全聚德设宴款待。先生看到我对片皮鸭的吃法感到惊讶后，很耐心地教我如何吃片皮鸭。作为中国科学院副院长的先生亲自为我卷好片皮鸭，就像父亲一样慈祥，这个画面我至今历历在目。
此后，我每次访问中国时都去拜会先生，并一直受到先生的指导。
2000年我在上海拜会先生的时候，先生在家中招待我。在先生家中我看到曾在日本赠送给先生的木偶人形（日本东北地区的民间艺术品）摆放在他书房致雅的橱窗内时，顿时感到非常感动。先生还带我看了他每天锻炼身体的运动场所。这次拜会让我有机会接触到著名的科学家作为一位普通市民质朴生活的一面。我确信这份质朴也是作为一位研究者必不可少的品性。先生廉洁为人、热爱生活，是我一直效仿的楷模。
与先生相识以来，我的研究组一直与中国的大学、研究所保持密切深厚的学术交流，并因此得到了中国政府的表彰——我于2004年获得了中国政府颁发的对外国友人的最高奖项“友谊奖”。我对中日科技交流所贡献的微薄之力，全仗先生的指导。
先生的仙逝让我悲恸欲绝。我会进一步努力为中日科学技术的交流做出贡献，请先生在天国继续护佑我们前行。
愿先生安息！
日本东北大学名誉教授、工学博士
日本陶瓷学会 原会长
日本精细陶瓷中心 原专务理事
材料技术研究所 原所长
平井 敏雄
2016年9月19日
厳東生先生弔文
厳東生先生ご逝去の知らせを受けて、大変驚き、悲しんでいます。
厳東生先生に私が初めてお目に掛かったのは、１９８２年７月１７日でした。先生は団長として中国科学院の研究者達を引率して私の研究室（東北大学金属材料研究所特殊耐熱材料学部門）を訪問されました。中国科学院副総裁がわざわざ視察に来て下さったことに、私は大変驚き名誉に思いました。中国と私との学術交流が始まったのはこの時からです。
続いて、１９８３年に、日本の箱根温泉で開催されたセラミックスに関する国際会議で先生にお会いしました。先生は中国科学院副総裁として中国の科学技術を推進する激務についておられたにもかかわらず、当時世界的に研究が始まったファインセラミックス粉末の焼結に関して、先生自ら研究の成果を発表なさいました。先生のご講演を聴き、私は先生の科学者としての真摯な態度に深い感銘を受けました。
1988 年に私が初めて北京を訪問し、先生にお会いしたときには、先生のベンツに乗せていただき、有名な全聚徳レストランで北京ダックをご馳走になりました。先生はダックの皮を食べることに驚いていた私に、食べ方を丁寧に教えてくださいました。偉大な副総裁にダックの皮を巻いていただくなんて、父親のように優しいお人柄に感動しました。
その後も、私は中国を訪問する度に先生にお目に掛かり、いろいろとご指導を頂きました。
2000 年に上海でお会いしたときには、先生はご自宅にご招待くださいました。日本でお会いするたびに記念にお贈りした数本のこけしが立派な棚に飾られていました。また先生が健康維持のために利用されているフィットネスクラブにもご案内くださいました。私は、一市民としての先生の清廉な暮らしぶりに接し、研究者はかくあるべきと強く思い、先生をお手本とさせていただいています。
以来、先生との出会いをきっかけにして、私の研究室と中国の大学や研究所との科学技術交流が深まり、そのことが評価されて、2004年には中国政府から外国人に与えられる最高の奨である友誼奨を戴きました。このように中国と日本との科学技術交流にいささかでも貢献出来たのは、先生のご指導のお陰です。
先生のご逝去は大変残念なことで、悲しみで涙が止まりません。今後とも中日の科学技術交流の推進に一層の努力をいたしますので、どうぞお見守り下さい。
先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2016年9月19日
日本東北大学名誉教授 工学博士
元・日本セラミックス学会 会長
元・日本ファインセラミックスセンター
専務理事、材料技術研究所長
平井 敏雄
1982年仙台
2000年上海严先生家
2000年上海严先生家
2000年上海严先生锻炼身体的健身俱乐部（严先生家附近的宾馆）
